日本でのバレーボールは元々9人制バレーボールが主流として定着してきた100年を超える歴史があります。始まりは 1927（昭和 2）年「全日本排球選手権」。1950（昭和 25）年には天皇杯・皇后杯が下賜され、文字通り日本の最高峰のバレーボール大会となりました。歴代優勝チームには”東洋の魔女”の母体となった「日紡貝塚」も名を残し、Vリーグで活躍するチーム名も多数並びます。バレーボールとして国際的に人気が高まる6人制とともに、バレーボールの歴史は9人制から始まり、国内バレーボール界における最長の大会は「全日本9人制バレーボール総合選手権大会」となっているのです。
しかし現在、スポーツの多様化や、母体企業の経営状況の影響もあり、クラブチームや実業団女子チーム数は減少傾向にあります。この課題を解決すべく、チーム、各連盟（実業団・クラブ）、そして日本バレーボール協会が三位一体となって立ち上がり、2015（平成 27）年には、全日本9人制バレーボールトップリーグ戦、通称「V9チャンプリーグ」が開始され、2024年には第10回目の開催を控えています。
私たち9人制バレーボール株式会社は、これまで築き上げてきた歴史ある“百年の絆”を、次世代のプレーヤーにつなげていくべく、9人制バレーボール競技の普及活動を行っている業界随一の企業です。
どなたでも簡単に参加できるサポーターズアプリをインストールするだけ。
ファンのための嬉しい特典をご用意しております。
私たち9人制バレーボール株式会社は、9人制バレーボールを通して『バレーボールの“つなぐ力”を世界に育む』（JVAバレーボール2015宣言）を実現するために、9人制バレーボールのあらゆる情報を発信していくことを使命にしています。
バレーボールは高身長の選手が有利なスポーツです。夢を持って始めた子供たちが、ある年齢で「自分の身長では活躍できない（ポジションがない・・・）」と諦める競技であってほしくありません。競技スポーツとして9人制が華やかな世界になることで、夢を持ってバレーボールを始めた子供たちに、夢と希望を与えられるのではないでしょうか。また、生涯スポーツとしても長く続けられる競技でもあり、いつまでも健康に暮らすための一助として、その場（大会や楽しめる場など）の提供をしたいと考えています。
また、9人制特有の技術は、観客を魅了します。トップカテゴリーの高いパフォーマンスを見ることで感動を与えることはもちろん、試合会場の演出により、“また行きたい”と再び会場へ足を運んでいただけるような空間づくりを心がけています。9人制バレーボールの観戦が、生活への新たな刺激になり、健やかに楽しい生活への一助になっていただくことが、私たちの願いです。そして、9人制ならではの素晴らしい財産を後世につなぐ、9人制バレーを支える仲間と出会ってほしい。単なる協賛や、役務の提供者に終わらず、思いを共有する仲間として、支え合い共栄圏を構築することで持続可能な発展を目指していきます。
9人制のプレゼンスを向上させ、全てのバレーボーラーに夢と希望が届くよう、私たちは広報活動を続けていきます。